(9.6-ja_JP) テスト サイクルからテスト ケース実行を行う

テスト サイクルのテスト ケースにテスターが割り当てられると、テスターはテスト サイクルをテスト実行段階に引き上げることができます。ユーザーはテスト ケース手順に従ってテストを実行し、テスト結果を更新します。

テスト ケース実行を行う手順

synapseRT にはテスト結果を更新するオプションが 2 つあります。

テスト ケース実行結果

ユーザーはテスト サイクル ページまたはテスト ケース実行の詳細ページから結果を更新できます。

なお、テスト結果が実行レベルで更新された場合、そのステップの結果すべてに反映されません。一方、各ステップでテスト結果を更新すると、実行レベルでテスト結果に反映されます。

実行レベルでテスト結果を更新するオプションを提供する利点として、テスト チームが各テスト ステップではなくテスト ケース実行がパスしたかどうかのみに関心がある場合があるためです。ステップごとに結果を更新する場合と比較して時間を節約できます。

テスト ステップの結果

テスト ケース実行はステップごとに実行されるため、テスト チームが各ステップのテスト結果を知りたい場合は、テスト ケース実行の詳細ページを開いて結果をステップごとに更新できます。

テスト ステップの結果の利点は特定のステップからの課題を追跡しやすくすることです。また、テスト ケース実行レベルからの結果よりも具体的になります。

注意 : テスト ケース実行結果は以下の条件に従ってステップ結果と共に更新されます。

• いずれかのステップ結果が "失敗" とマークされた場合、テスト ケース実行結果も自動的に "失敗" に更新されます。
• "失敗" ステップがない場合、"ブロック" ステップはテスト ケース実行結果を自動的に "ブロック" に更新します。
• "失敗" または "ブロック" ステップがない場合、"未テスト" ステップはテスト ケース実行結果を自動的に "未テスト" に更新します。
• ステップ結果がすべて "合格" とマークされた場合、テスト ケース実行結果は自動的に "合格" に更新されます。
• "合格" および "該当なし" ステップのみある場合、テスト ケース実行結果は自動的に "合格" に更新されます。
• ステップがすべて "該当なし" とマークされた場合、テスト ケース実行結果は自動的に "該当なし" に更新されます。

フラット ビューとテスト スイート ビュー

'フラット ビュー' または 'テスト スイート ビュー' のいずれかに切り替えてテスト サイクルのテストを表示し、実行することができます。

• フラット ビュー : フラット リストですべてのテスト実行を表示します。この表示モードではテスト ケースの構造 (階層) は表示されません。
• テスト スイート ビュー : ツリー構造ですべてのテスト実行を表示します。この表示モードではテスト ケースの構造 (階層) が表示されます。
  なお、ほとんどのテスト ケースを保持するルート テスト スイートは最上部に表示されます。