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(9.7-ja_JP) 要件のインポート

(9.7-ja_JP) 要件のインポート

CSV ファイルから要件をインポートすることができます。要件階層およびテスト ケースの関連付けもインポートできます。

テスト ケースをインポートする際に考慮すべき点 :

  1. インポートを開始するには、要約または課題課題が必須です。
  2. 日付フィールドの処理には適切な日付形式が必要です。
    • Java SimpleDateFormat に従った構文を使用します。
    • 例 : 2030-01-01 12:00 AM として日付時刻の値をインポートする場合、日付形式を yyyy-MM-dd h:mm a に設定します。
  3. [課題 ID (Issue Id)] および [親 ID (Parent Id)] フィールドは要件階層情報を管理するためにマッピングされます。
    1) [課題 ID (Issue Id)] および [親 ID (Parent Id)] 列は '空欄' のままにするか任意の 'テキスト' を指定できます。
    2) '課題 ID' および '親 ID' がまったく同じ場合、インポート後に親子関係が確立されます。
    3) '親 ID' が既存の要件課題キー (JIRA 課題キー) と同じ場合、インポート後の要件課題は指定された課題の子要件としてリンクされます。
  4. テスト ケースとインポート後の要件を関連付ける場合は、[テスト ケース (Test Case)] 列のテスト ケース ID (JIRA 課題キー) をマッピングします。
    注意 : インポート ファイルで指定されたテスト ケース ID が JIRA プロジェクトで見つからない場合は、テスト ケースの関連付けなしで要件がインポートされます。
  5. '課題キー' を指定すると対応する課題が更新されます (見つかった場合)。
  6. 要件を既存の要件スイートにインポートする場合は、[要件スイート (Requirement Suite)] 列に要件スイートのパスを指定します。
    注意 : インポート ファイルで指定された要件スイート パスがプロジェクトで見つからない場合は、要件スイートなしで要件がインポートされます。
  7. CSV ファイルのインポート ウィザードの最後に、CSV 構成ファイルを作成するオプションが表示されます。構成ファイルには CSV ファイル インポート ウィザードを実行したときに設定した内容が含まれています。これは、実稼働システムでインポートを実行する前にテスト JIRA サーバーに CSV ファイル インポートをテストする必要がある場合に便利です。

.csv ファイルから要件をインポートするには、以下の手順に従います。

  1. [インポート (Import)] ボタンをクリックします。
  2. [ファイルの選択 (Choose Files)] ボタンをクリックし、テスト ケース ファイル (.csv 形式) を参照します。
  3. 必要に応じて "区切り記号" を指定します。
  4. [既存の構成ファイルを使用する (Use an existing configuration file)] を選択すると、構成ファイルを選択するダイアログが表示され、次のページでファイル内のマッピングが自動的に読み込まれます。
  5. [次へ (Next)] ボタンをクリックします。
  6. インポートする CSV フィールドを選択し、これらを JIRA のフィールドにどのように変換したいかを設定します。
    • 注意 : 以前インポートで構成ファイルを作成した場合は、手順 4 でフィールド マッピングが自動的に行われます。
  7. [インポート (Import)] ボタンをクリックします。

注意 :

この手順で使用したものと同じ (または似たような) 設定の別の CSV ファイルをインポートする必要がある場合は、[構成を保存 (save the configuration)] リンクをクリックして CSV 構成ファイルをダウンロードし、CSV ファイル インポート ウィザードの手順 4 で使用できます。


[スクリーンショット - UG93_Requirement_Import_1]

JIRA フィールドに CSV データをインポートする際のヒント

CSV ファイルのデータを特定の JIRA システム フィールドおよびユーザーが作成したカスタム フィールドにインポートする際のヒントを以下に示します。

JIRA フィールドインポートに関する注記
 -

synapseRT インポートは JIRA システム フィールド (要約、優先度など) および JIRA の標準フィールド タイプからのカスタム フィールド (チェックボックス、日付ピッカーなど) のみサポートします。

JIRA の詳細フィールド タイプ (開発の要約、グローバル ランクなど) およびサードパーティ アプリからのフィールド タイプはサポートされません。

要約 (Summary)これが唯一の必須フィールドです。
課題キー (Issue Key)インポートされた課題の課題キーを設定できます。指定したキーを持つ課題が JIRA に既に存在する場合、その課題は更新されます。
コンポーネント (Component(s))各コンポーネントを別個の列に入力することで、複数のコンポーネントを持つ課題をインポートできます。
影響バージョン (Affects Version(s))各バージョンを別個の列に入力することで、複数の '影響バージョン' を持つ課題をインポートできます。
修正バージョン (Fix Version(s))各バージョンを別個の列に入力することで、複数の '修正バージョン' を持つ課題をインポートできます。
期限 (Due Date)
  • Java SimpleDateFormat に従った構文を使用します。
  • 例 : 2030-01-01 12:00 AM として日付時刻の値をインポートする場合、日付形式を yyyy-MM-dd h:mm a に設定します。
ラベル (Labels)各コンポーネントを別個の列に入力することで、複数のラベルを持つ課題をインポートできます。
エピック リンク (Epic Link)課題を JIRA の既存のエピックにリンクする場合は、エピック課題キーを入力します。

カスタム フィールド タイプ :

  • 日付ピッカー
  • 日付時刻ピッカー
  • Java SimpleDateFormat に従った構文を使用します。
  • 例 : 2030-01-01 12:00 AM として日付時刻の値をインポートする場合、日付形式を yyyy-MM-dd h:mm a に設定します。

カスタム フィールド タイプ :

  • チェックボックス
  • ラベル
  • 選択リスト (複数選択)
  • 各値を別個の列に入力することで、複数の値を持つ課題をインポートできます。
  • 'チェックボックス' および '選択リスト' (複数選択) フィールドの値は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要があります。
  • 'ラベル' フィールドの値は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要はありません。値はインポート処理時に作成されます。

例 :

Summary, Checkbox, Checkbox, Checkbox, Label, Label
"First issue", value1, , , Label1,
"Second issue", value2, , , Label1, Label2
"Third issue", value1, value2, value3, Label1,

カスタム フィールド タイプ :

  • 数値フィールド
  • テキスト フィールド (複数行)
  • テキスト フィールド (単一行)
  • URL フィールド
  • これらのフィールドの値は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要はありません。
  • 値はインポート処理時に作成されます。

カスタム フィールド タイプ :

  • 選択リスト (カスケード)
  • '->' 区切り文字を使用して階層をインポートできます。
  • このフィールドの値は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要があります。

例 :

Summary, Cascading Custom Field
Example Summary, Parent Value -> Child Value

カスタム フィールド タイプ :

  • ユーザー ピッカー (単一ユーザー)
  • インポートを正常に行うには、csv ファイルで JIRA の 'ユーザー名' が指定されている必要があります。
  • csv ファイルで指定したユーザー (ユーザー名) は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要があります。

ダウンロード可能なサンプル