(6.x-ja_JP) JIRA 用 CRM プラグインをインストールおよび構成する
ステップ バイ ステップ ガイド
インストール
他のアトラシアン アドオンと同様の標準的な方法で JIRA 用 CRM プラグインをインストールします。アドオンのインストール方法については、アトラシアンのマニュアルを参照してください。30 日間の試用ライセンスをお求めの場合は、sales@goldfingerholdings.com までご連絡ください。
構成
プラグインのインストールに成功したら、以下の手順に従ってプラグインの構成を行います。
- JIRA の [管理 (Administration)] セクションの左パネルで [CRM セットアップ (CRM SETUP)] > [初期セットアップ (Initial Setup)] の順に移動します。
- [初期セットアップ (Initial Setup)] をクリックすると、以下に示すページが表示されます。このページでは、プラグインが JIRA 課題を Salesforce CRM Server にリンクするために使用するライセンス キー、CRM 資格情報、および JIRA カスタム フィールドを記入します。この画面のフィールドは、プラグインの稼働に最低限構成する必要があるものです。これらのフィールドに記入したら、[設定の更新 (Update Settings)] ボタンをクリックします。
プラグインから Salesforce CRM Server にログインするための CRM ユーザー名とパスワードを求められたら、そのユーザー名とパスワードを指定します。
初期段階で、プラグインは JIRA に 3 つの新しいカスタム フィールドを作成します。これらのフィールドは JIRA 課題と 1 つまたは複数の CRM レコードのリンクに使用されます。たとえば、[アカウント (Account)] フィールドは CRM アカウント レコードへのリンク、[連絡先 (Contact)] フィールドは CRM 連絡先フィールドへのリンクにそれぞれ使用されます。既定では、これらの 3 つのフィールドは "アカウント"、"連絡先"、および "ケース" という名前が付きますが、名前の変更も可能です。JIRA 課題が 1 つまたは複数の CRM レコードにリンクされたら、JIRA でこれらの課題に対して行われた変更は即時に CRM にコピーされます。このプラグインが Salesforce から JIRA にデータをコピーするメカニズムは 2 種類あります。Salesforce で手動でクリックするカスタム ボタンと、新しいデータの有無を CRM データベースに問い合わせるために JIRA サーバー上で実行される cron サービスです。この 2 種類の方法のうちいずれか、または両方を利用できます。CRM レコードから JIRA で新しい課題を作成する際にカスタム ボタンを使用し、その CRM レコードから JIRA に変更をコピーする際に cron サービスを使用するのが一般的な構成です。
プラグインは JIRA と CRM 間でコピーするための既定のフィールド セットで初期構成されています。これらの設定はプラグインの [JIRA/CRM フィールド マッピング (JIRA/CRM Field Mappings)] セットアップ画面で表示および変更できます。 これにより、JIRA で課題を編集または作成し、新しい [アカウント (Account)]、[連絡先 (Contact)]、および [ケース (Case)] フィールドを使用して CRM システム内の既存のレコードを検索してリンクできるようになりました。また、JIRA 課題から CRM で新しいケース レコードを作成するオプションもあります。JIRA でこれらのフィールドを使用するには、フィールドの横のプラス画像をクリックし、フィールドにレコード名の一部を入力し、表示される CRM レコードの候補の中から目的のものを選択します。JIRA 課題を CRM ケースにリンクしたら、プラグインは [JIRA/CRM フィールド マッピング (JIRA/CRM Field Mappings)] 設定で指定されたとおりに JIRA 課題と CRM ケース間の変更をコピーします。既定では、コメントと添付ファイルも JIRA と CRM 間でコピーされます。
CRM にリンクされた JIRA の課題を確認する際、プラグインが [アカウント (Account)]、[連絡先 (Contact)]、および [ケース (Case)] フィールドに CRM レコードからの値を表示することに気付くと思います。これらのフィールドは、通常レコード名としてみなされる CRM フィールドを表すために初期時に既定で設定されますが、プラグインの [CRM レコード定義 (CRM Record Definitions)] セットアップ画面を使用してどのフィールドを表示するかを管理できます。なお、これらの CRM フィールド値は JIRA では保存されませんが、適切なフィールド マッピングをプラグインの [JIRA/CRM フィールド マッピング (JIRA/CRM Field Mappings)] に追加することでこれを変えることができます。