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(ja_JP) テスト ケース インポート

現在、synapseRT アドオンは以下のテスト ケースからのインポートまたは移行をサポートしています。

[Screenshot - UG870_Admin_Test_Case_Import01]

テスト ケースのインポート時に留意すべき点 :

  1. 要約はインポートの開始に必須です。
  2. 日付フィールドの処理にあたって適切な日付形式が必要です。
    • Java SimpleDateFormat に従った構文を使用します。
    • 例 : 2030-01-01 12:00 AM として日付時刻の値をインポートする場合、日付形式を yyyy-MM-dd h:mm a に設定します。
  3. ステップを指定する際にステップ ID が必須になります。
  4. 課題キーを指定すると、該当する課題が見つかった場合にこれが更新されます。
  5. テスト ケースと要件の関連付けをインポートする場合は、[要件 (Requirement)] 列で要件 ID を指定します。
    注意 : インポート ファイルで指定した要件 ID がプロジェクトで見つからない場合、テスト ケースは要件の関連付けなしでインポートされます。
  6. テスト スイートの関連付けと共にテスト ケースをインポートする場合は、[テスト スイート (Test Suite)] 列でテスト スイート パスを指定します。
    注意 : インポート ファイルで指定したテスト スイート パスがプロジェクトで見つからない場合は、インポート ファイルから作成されます。
  7. CSV ファイルのインポート ウィザードの最後に、CSV 構成ファイルを作成するオプションが表示されます。構成ファイルには CSV ファイル インポート ウィザードを実行したときに設定した内容が含まれています。これは、実稼働システムでインポートを実行する前にテスト JIRA サーバーに CSV ファイル インポートをテストする必要がある場合に便利です。

.csv ファイルからテスト ケースをインポートする方法 :

.csv ファイルからテスト ケースをインポートするには、以下の手順に従います。

  1. メイン メニューから [管理 (Administration)] > [アドオン (Add-ons)] の順にクリックします。
  2. 左パネルの [synapseRT] セクション以下の [テスト ケース インポート (Test Case Import)] リンクをクリックします。
  3. ページの [CSV] アイコンをクリックします。
  4. [プロジェクト (Project)] ドロップダウンからプロジェクトを選択し、[次へ (Next)] ボタンをクリックします。
  5. [ファイルの選択 (Choose Files)] ボタンをクリックし、テスト ケース ファイル (.csv 形式) を参照します。
  6. 必要に応じて "区切り記号" を指定します。
  7. [既存の構成ファイルを使用する (Use an existing configuration file)] を選択すると、構成ファイルを選択するダイアログが表示され、次のページでファイル内のマッピングが自動的に読み込まれます。
  8. [次へ (Next)] ボタンをクリックします。
  9. インポートする CSV フィールドを選択し、これらを JIRA のフィールドにどのように変換したいかを設定します。
    • 注意 : 以前インポートで構成ファイルを作成した場合は、手順 6 でフィールド マッピングが自動的に行われます。
  10. [インポート (Import)] ボタンをクリックします。

    注意 :

    この手順で使用したものと同じ (または似たような) 設定の別の CSV ファイルをインポートする必要がある場合は、[構成を保存 (save the configuration)] リンクをクリックして CSV 構成ファイルをダウンロードし、CSV ファイル インポート ウィザードの手順 5 で使用できます。

[Screenshot - UG870_Admin_Test_Case_Import02]

JIRA フィールドに CSV データをインポートする際のヒント

CSV ファイルのデータを特定の JIRA システム フィールドおよびユーザーが作成したカスタム フィールドにインポートする際のヒントを以下に示します。

JIRA フィールド

インポートに関する注記

 -

synapseRT インポートは JIRA システム フィールド (要約、優先度など) および JIRA の標準フィールド タイプからのカスタム フィールド (チェックボックス、日付ピッカーなど) のみサポートします。

JIRA の詳細フィールド タイプ (開発の要約、グローバル ランクなど) およびサードパーティ アプリからのフィールド タイプはサポートされません。

要約 (Summary)これが唯一の必須フィールドです。
課題キー (Issue Key)インポートされた課題の課題キーを設定できます。指定したキーを持つ課題が JIRA に既に存在する場合、その課題は更新されます。
コンポーネント (Component(s))各コンポーネントを別個の列に入力することで、複数のコンポーネントを持つ課題をインポートできます。
影響バージョン (Affects Version(s))各バージョンを別個の列に入力することで、複数の '影響バージョン' を持つ課題をインポートできます。
修正バージョン (Fix Version(s))各バージョンを別個の列に入力することで、複数の '修正バージョン' を持つ課題をインポートできます。
期限 (Due Date)
  • Java SimpleDateFormat に従った構文を使用します。
  • 例 : 2030-01-01 12:00 AM として日付時刻の値をインポートする場合、日付形式を yyyy-MM-dd h:mm a に設定します。
ラベル (Labels)各コンポーネントを別個の列に入力することで、複数のラベルを持つ課題をインポートできます。
エピック リンク (Epic Link)課題を JIRA の既存のエピックにリンクする場合は、エピック課題キーを入力します。

カスタム フィールド タイプ :

  • 日付ピッカー
  • 日付時刻ピッカー
  • Java SimpleDateFormat に従った構文を使用します。
  • 例 : 2030-01-01 12:00 AM として日付時刻の値をインポートする場合、日付形式を yyyy-MM-dd h:mm a に設定します。

カスタム フィールド タイプ :

  • チェックボックス
  • ラベル
  • 選択リスト (複数選択)
  • 各値を別個の列に入力することで、複数の値を持つ課題をインポートできます。
  • 'チェックボックス' および '選択リスト' (複数選択) フィールドの値は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要があります。
  • 'ラベル' フィールドの値は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要はありません。値はインポート処理時に作成されます。

例 :

Summary, Checkbox, Checkbox, Checkbox, Label, Label
"First issue", value1, , , Label1,
"Second issue", value2, , , Label1, Label2
"Third issue", value1, value2, value3, Label1,

カスタム フィールド タイプ :

  • 数値フィールド
  • テキスト フィールド (複数行)
  • テキスト フィールド (単一行)
  • URL フィールド
  • これらのフィールドの値は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要はありません。
  • 値はインポート処理時に作成されます。

カスタム フィールド タイプ :

  • 選択リスト (カスケード)
  • '->' 区切り文字を使用して階層をインポートできます。
  • このフィールドの値は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要があります。

例 :

Summary, Cascading Custom Field
Example Summary, Parent Value -> Child Value

カスタム フィールド タイプ :

  • ユーザー ピッカー (単一ユーザー)
  • インポートを正常に行うには、csv ファイルで JIRA の 'ユーザー名' が指定されている必要があります。
  • csv ファイルで指定したユーザー (ユーザー名) は JIRA サーバーであらかじめ定義されている必要があります。

ダウンロード可能なサンプル

テスト リンクがエクスポートされた .xml ファイルからテスト ケースをインポートする方法 : 

テスト リンクがエクスポートされた .xml ファイルからテスト ケースをインポートするには、以下の手順に従います。

  1. メイン メニューから [管理 (Administration)] > [アドオン (Add-ons)] の順にクリックします。
  2. 左パネルの [synapseRT] セクション以下の [テスト ケース インポート (Test Case Import)] リンクをクリックします。
  3. ページの [テスト リンク (Test Link)] アイコンをクリックします。
  4. [プロジェクト (Project)] ドロップダウンからプロジェクトを選択し、[次へ (Next)] ボタンをクリックします。
  5. [ファイルの選択 (Choose Files)] ボタンをクリックし、テスト ケース ファイル (.xml 形式) を参照します。
  6. [次へ (Next)] ボタンをクリックします。
  7. インポートする XML フィールドを選択し、これらを JIRA のフィールドにどのように変換したいかを設定します。
  8. [インポート (Import)] ボタンをクリックします。

[スクリーンショット - UG870_Admin_Test_Case_Import03]

以下のリンクからテスト ケースのインポート サンプル ファイル (.xml) を利用できます  : TestLink_Test_Case_Import_Sample_File.xml

注意 :

テスト リンク エクスポート ファイル (.xml) で、一部のフィールドに価 ID のみ表示される場合があります。これらのフィールドを synapseRT にインポートする場合は、 xml ファイルでその ID を実際の値を置き換えてからインポート処理を開始する必要があります。これを行わない場合、synapseRT が認識できないためフィールドの値はインポートされません。

テスト リンク xml ファイルで ID を実際の値に置き換える場合の例を以下に示します。

テスト リンク フィールドXML ファイルのフィールド データ更新例
Version<version><![CDATA[1]]></version><version><![CDATA[Version 1.0]]></version>
Importance<importance><![CDATA[2]]></importance><importance><![CDATA[High]]></importance>
Execution Type<execution_type><![CDATA[1]]></execution_type><execution_type><![CDATA[Manual]]></execution_type>

Zephyr アドオンからテスト ケースを移行する方法 : 

synapseRT では、Zephyr テスト ケース (課題タイプ = テスト) から synapseRT テスト ケース (課題タイプ = テスト ケース) への移行がサポートされています。

Zephyr アドオンからテスト ケースを移行するには、以下の手順に従います。

[前提条件]:

  1. Zephyr テスト ケースが作成された JIRA サーバーに synapseRT アドオンをインストールします。
  2. Zephyr アドオンを無効にします。Atlassian のマニュアルの「アドオンの有効化と無効化」のページを参照してください。
  3. Zephyr テスト ケースを "テスト" 課題タイプから "テスト ケース" 課題タイプに一括移動するには、Atlassian のマニュアルの「複数課題の移動」のページを参照してください。
    注意 : "テスト ケース" 課題タイプがプロジェクトで利用できるよう、JIRA プロジェクトを設定する必要があります。

上記の準備が完了したら、以下の手順に従ってデータ移行を行います。

  1. メイン メニューから [管理 (Administration)] > [アドオン (Add-ons)] の順にクリックします。
  2. 左パネルの [synapseRT] セクション以下の [テスト ケース インポート (Test Case Import)] リンクをクリックします。
  3. ページの [Zephyr] アイコンをクリックします。
  4. [インポート (Import)] ボタンをクリックします。

[スクリーンショット - UG870_Admin_Test_Case_Import04]

[スクリーンショット - UG870_Admin_Test_Case_Import05]