(6.x-ja_JP) Goldfinger Holdings CRM プラグイン - 使用事例
実際のプロセスとワークフローは以下の例とは異なることがあります。以下の例は 3 つの異なるグループ間でのやり取りを紹介しています。CRM プラグインを使用することで、個々のシステムを使用しつつ全員がスムーズにやり取りできます。
プレイヤー
顧客 | ヘルプデスク ポータルとして SFDC を利用 |
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サポート チーム | 第 1 レベルのサポート ツールとして SFDC を利用 |
開発チーム | ソフトウェア開発課題追跡ツールとして JIRA を利用 |
ケース |
|
課題 | Atlassian JIRA 関連 |
ある顧客 (以下の例では Burlington Textiles 社の Jack Rogers) が製品の問題に遭遇し、SFDC にログインしてその問題を提起します。
Jack Rogers は SFDC でケースを開き、できる限り多くの情報を含めます。Jack はこのリクエストがサポート チームによって確認され、必要に応じて開発チームへと引き上げられることを理解しています。
ケースが作成されるとサポート チームに通知が行き、サポート チームは Jack のリクエストの確認作業を開始します。
サポート チームが新しいケースを確認したところ、開発チームの助けが必要であることが分かりました。これを行うためにサポート チームがすべきことは、[JIRA 課題の作成/更新 (Create/Update JIRA Issue)] ボタンを押すだけです。
ケースは JIRA に複製され、開発チームがその JIRA 課題のレビューを開始します。
SFDC ケースから作成された JIRA 課題では、SFDC から JIRA から複製された内容が多くみられます。たとえば、以下の情報が含まれます。
注意 : これらは SFDC と JIRA の間で同期された既定のフィールドです。SFDC と JIRA の実装をカスタマイズした場合、同期データの量や種類は異なります。
- タイトル
- 顧客の連絡先情報
- ケースの詳細
タイトル
顧客の連絡先情報
ケース/課題の詳細
開発チーム (以下の例では Admin) がチケットのレビューを開始してすぐに、作業を進めるには追加情報が必要であることが分かり、その旨をコメントに記入しました。このコメントは JIRA 課題で作成されます。
コメントは SFDC ケースに複製され、そこでサポート チームがリクエストの内容をレビューします。
開発チームからのリクエストに応じるため、サポート チームは追加のコメントを入力します。
さらに、リクエストの詳細を記した添付ファイルを追加します。
サポート チームがケースに追加情報を含めたら、[JIRA 課題の作成/更新 (Create/Update JIRA Issue)] ボタンをクリックします。
追加情報は JIRA 課題に同期され、開発チームが確認できるようになります。
開発チームは更新された情報をレビューします。チームで検討した結果、Admin は JIRA 課題を "解決済み" に設定し、サポート チームが確認できるようコメントを追加します。
Admin は以下のように内容を更新する SFDC ケースを選択します。
JIRA 課題が "解決済み" に設定されました。
開発チームが JIRA 課題を解決したという通知をサポート チームが受け取り、対応する SFDC ケースに同期されます。
Admin のコメントが SFDC ケースに同期されます。
その後、サポート チームは当該 SFDC ケースを修正するために適切な措置をとったことを顧客に伝えます。パフォーマンスの問題が解決されたことを顧客が確認した後、サポート チームは SFDC ケースをクローズします。
サポート チームは、提示した解決策により顧客のパフォーマンスが以前のレベルに戻ったことを開発チームに知らせるコメントをクローズしたケースに追加します。
開発チームは対応した JIRA 課題でコメントの通知を受け取ります。